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2006年08月30日 12:00

QBSのアジアビジネス人材教育

■九州大学ビジネススクールで取り組むアジアビジネス人材教育プロジェクト
今日は,九州におけるアジアビジネス人材教育をご紹介します。

アジアや中国でビジネスのプロとして事業を推進していくのは,
まさに「人」です。ところが,九州にはそれを推進するような
優れた専門知識やスキルを持った人材が絶対数において不足しています。


この事態を何とか打開するために九州大学ビジネススクールでは,
ICABE(アイケーブ・アジアビジネス教育国際コンソーシアム)
(International Consortium of Asian Business Education)

というプロジェクトを推進しています。


■ICABEの目的
私はこのICABEの責任者です。
ICABEの目的は,中国あるいはアジアと競争していくにあたり
必要となるアジアビジネスに関する教育,国内外の大学や研究機関,
そして企業と連携して行うアジアビジネスに関する研究,
あるいは教育や研究に必要なアジアビジネスに関する
いろいろな教育の教材や研究成果や情報データの蓄積などを目的としています。


つまり,教育の場,研究の場,情報の場という3つの場を作っていく。
そして,九州の企業や自治体,研究機関や大学の人達がこれを活用していくことで,
ビジネス教育を充実させようというものです。
その事務局をQBSに置いています。

これは産学連携の中でマネジメント教育を行うともいえますね。
マーケティングや人事管理,経営戦略などのマネジメントが
できる人材,しかもアジアや世界で活躍できる人材を育てたいと思っています。
 

■国内外の多様な機関の連携が必須
こういったプロジェクトは1大学だけでは,できることに限界があります。

ですから,この九州でも九州一円の有力大学と連携して,大学も束になる。
また,中国の大学のビジネススクールとも
連携を進めて,「アジアサイズ」の知の結集をする。

自治体,あるいは企業の方々にも入っていただいて,
ある時は先生になり,ある時は生徒になる。

そうして互いに切磋琢磨しあいながら,
アジアビジネスに必要なプロフェッショナルの知識と
スキルを身に付けてほしい,そう思っています。


■アジアの松下村塾を目指して
幕末に,吉田松陰の松下村塾というものがありました。
ここでは非常に多彩な若者たちが集まり,互いにディスカッションをし,切磋琢磨して,
それぞれの個性を伸ばし,この松下村塾から多くの明治の元勲が輩出されました。

ICABEもそれと同じように,大学の先生だけでなく,
ビジネスマンも入って,いろいろな人がいろいろな形で
経験,スキル,知識を出し合って学んでいく。互学互修を実践したいと思います。


アジアの松下村塾,それが理想に近いですね。

日本人が中国の人とも連携ができる。
中国語もお互いにしゃべれる,英語もしゃべれる。

マーケティングの話だとお互いに話が通じる。
こういうことによって,もっともっとビジネスチャンスが
広がるのではないかと思っています。

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