スロットはカジノで最も人気のあるゲームですが、その起源は一体どこにあるのでしょうか?
このページでは、最初のスロットマシンがどのように誕生し、長年にわたってどのように進化し、変化してきたかをご紹介します。
最初のスロットマシン
1887年にサンフランシスコで機械技師のチャールズ・オーガスタス・フェイによって作られたスロットマシンが、今日のフルーツマシンの原型と考えられています。このスロットは「リバティベル」と呼ばれ、3つの回転リール、自動払い出し、50セントのジャックポットを備えており、小さなカジノに置かれるようになりました。
フェイは特許を申請しなかったため、他の多くのスロットマシンメーカーがこのデザインを模倣。1902年にスロットマシンが禁止されたにもかかわらず、リバティベルは製造され続けました。法律により賞金の分配ができなくなったため、果物の絵柄を使い、賞品はその果物の味のチューインガムやお菓子で支払われるように。現在のスロットにも、この初期のマシンから派生した「チェリー」と「メロン」のシンボルがよく使われています。また、よく見られる「BAR」のマークは、もともとベル・フルーツ・ガム社の初期のロゴから派生したものです。
電動スロットの登場
最初の完全な電気機械式スロットマシンが発明されたのは、1963年のことでした。Bally社が開発したこのマシンは「Money Honey」と呼ばれ、1度に数枚のコインを投入できる電動システムを備えており、最大500枚のコインを自動的に払い出す機能を導入、より高いジャックポットを獲得することが可能に。さらに、音や光による演出も導入され、プレイヤーを魅了するようになったのです。
ビデオスロットの開発
最初のビデオスロットマシンは1976年にアメリカのWalt Fraleyによって開発されたもので、「Fortune Coin」と名づけられました。ディスプレイにはSONYの19型トリニトロンカラーテレビを改造したものが使われ、機能にはロジックボードを使用。最初の量産機はラスベガスで試験運用されました。
イカサマ防止と改造を経てネバダ州賭博委員会から認可され、ラスベガス・ストリップで大人気に。1978年、Fortune CoinはIGT社に買収され、1986年にIGT社は最初のプログレッシブスロットマシン「メガバックス」を開発するに至ります。
オンラインスロットへの発展
1990年代のインターネットの登場と、より高速で高性能なコンピュータの出現により、オンラインスロットが誕生。ゲームプロバイダーの限りない想像力と洗練された技術によって、スロット制作の境界線が押し広げられていきます。
21世紀の最初の10年間の終わりまでに、83万台以上の電子ゲーム機が米国で稼働。1970年のカジノ総収入の40%から2010年には約70%に上昇しました。
現在、スロットはオンラインカジノで誰もが気軽に楽しめる、世界中の人を虜にするエンターテインメント界の王者として進化し続けています。
人気のオンラインスロット
スロットはオンラインカジノで大人気となり、「Mega Fortune」「Twin Spin」「Starburst」「Moon Princess」「Arabian Nights」「Gonzo’s Quest」など、さまざまなテーマとサウンド、演出、そして機能を備えた機種がどんどん生み出されています。
また、オンラインカジノのスロットはランドカジノよりもペイアウト率(RTP)が高いので、勝率もその分引き上げられます。高いペイアウト率の機種をご紹介しましょう。
ペイアウト率(RTP)の高いオンラインスロット |
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Ugga Bugga |
99.07% |
Mega Joker |
99.00% |
Ooh Aah Dracula |
99.00% |
Jackpot 6000 |
98.80% |
1429 Uncharted Seas |
98.60% |
The Catfather |
98.10% |
Blood Suckers |
98.00% |
Jokerizer |
98.00% |
Rainbow Riches Pick n Mix |
98.00% |
Starmania |
97.87% |
Kings of Chicago |
97.80% |
White Rabbit Megaways |
97.77% |
Devil’s Delight |
97.60% |
Simsalabim |
97.50% |
まとめ
スロットには果物のマークがよく使われていることから、現在でもイギリスのスロットマシンは「フルーツマシン」と呼ばれることが多いようです。カナダやアメリカでは単に「スロット」、スコットランドでは「プーギー」、オーストラリアでは「ポーカーマシン」または「ポーキー」と呼ばれているんだとか。地域によって呼び方まで違うなんてとっても面白いですね。